第10話〜feat. HINAKO HUJITANI #2 [ふれあい2]〜

「……お邪魔しました」
「あっ、もう帰るの? もっとゆっくりしてってくれればいいのに」
「あっ、いえ……」
「またいつでもいらっしゃいね」
「はい……」
 藤谷邸から出る際の、日奈子・母との会話は確かこんなような内容だった……と思う。
 ……正直、自分がどんな言葉を話したのか、あまり良く覚えていない。
「それじゃあ…また明日……」
「……うん」
 日奈子にはこんな言葉しか掛けられなかった……はずだ。

 ……結局、劇の練習なんてこれっぽっちも出来なかった。
 あんな精神状態で練習なんか出来るはずがない。
 そう…出来るはずないじゃないか……。
 自分の中でそう決め付けると、ほんのちょっと気持ちを紛らわせることが出来た。

 俺の頭の中は、今も『日奈子の気持ち』で支配されている。
 ……結局、それを確かめることは出来なかったんだ。
 俺は、そのことを確かめる勇気なんて持ち合わせていなかった。
 頭の中で言うべき言葉を導き出すことは簡単だ。
 でも…その言葉を実際に口に出すことはとてもムズカシイ。
――もしかしたら、俺が勝手な解釈をしているだけで、実は俺のことなんて何とも想っていないのかもしれない。
 そういった考えが浮かんできて、結局何も言葉にすることが出来なかったんだ。
 ……でも、やっぱり日奈子は俺のことを想ってくれているのかもしれない。
 もしそうだったら俺は――。
 …………ん?
 俺は……日奈子のことをどう想っているんだ?

 ……バカか俺は。
 日奈子の気持ちばかり気にして『自分自身の気持ち』を全然考えていなかったじゃないか。
 俺にとって日奈子は……どういう存在なんだろうか。
――こっちに引っ越してきて始めて知り合った人。
――女性恐怖症のことを知っている唯一のクラスメイト。
――相手の非を追求したりすることのない、優しい心の持ち主。
――親族以外で一番自然に話すことの出来る女性。
 そんな日奈子のことを、俺はいったいどう想っているんだろうか。
 帰宅後もずっとそのことを考えていたけど、結局その答えが導き出されることはなかった。

 そして次の日。
 俺は……あまり眠れていなかった。
 眠い目をこすりながら洗面所の鏡を覗き込む。
 そこには予想通り、充血した目の橘 翔羽の姿が。
 ……情けない顔だった。
 洗面所から出るときに居合わせた姉貴に、何かあったのかと指摘されたけど、
「いや…別に……」
 そんな投げやりな言葉しか返せなかった。
 こんな状態になるのは生まれて初めてのことだ……。

 今日は学校への道のりがやけに短く感じられた。
 それは、俺が学校へ到着することをためらっているから。
 何故ためらっているのか……。
 ……正門前に、風紀委員である藤谷日奈子がいるからだ。
 さすがに昨日の今日だからかなり気まずい。
 一度、学校をサボろうかとも考えた。
 でも、きっとそれは逆効果になるだけだ。
 日奈子のことだから、俺が休んだりしたら自分に原因があるんじゃないかと思ってしまうに違いない。
 そんなことになるのは絶対に避けたかった。
 ……とは言っても、やっぱり気まずいものは気まずい。
「………ハァ」
 まさかこんなことでため息を吐くことになるとは、夢にも思ってなかったよ……。

 正門前に着くと、そこには当然の如く日奈子と由紀の姿が……って、あれ?
 ……由紀の姿が見当たらない。
 正門前にいるのは日奈子だけだった。
 周囲を見渡すが、やっぱり由紀の姿は見当たらない。
「サボってんのか……アイツ……」
 思わず呟いていると、日奈子が俺の姿を見つけたらしく、微妙な表情をしながらも話し掛けてきた。
「おはよう……橘君」
「お、おはよう。……由紀のやつサボりか?」
 とりあえず由紀に感謝しないといけない。
――とりあえず話題の一つになってくれたから。
「どうなんだろう……さっきまで一緒にいたんだけど、いつのまにかいなくなっちゃってて」
「そ、そうか……」

「……………」

(あぁ〜!! くそっ、会話が続かねぇっ!!)
 折角の話題も一瞬で終わってしまい、俺はその場で悩みだすことに。
 ふと日奈子の様子をうかがうと、何だか思っていたより普通だった。
(昨日のこと……ホントに気にしてないってことなのか?)
 もしかしたら、俺だけ勝手に舞い上がってるだけなのかもしれない。
 そう思うと、だいぶ気が楽になった。
 軽く深呼吸をして、今まで通りの登校モードに意識を切り替える。
「まぁ、アイツならサボってもおかしくはないな。…あとちょっとだろうけど『登校チェック』頑張って」
 俺はそう言いながら日奈子の肩を軽く叩く。
「きゃっ!」
「えっ?」
 ……すると、日奈子は急に顔を赤らめてうつむき加減に。
(やっぱり……昨日のことを意識してるのだろうか……)
「わ、わるい。……そ、それじゃ、先行ってるわ」
 とりあえずそう言ってその場を離れるが、俺は日奈子の様子を視認したい気持ちでいっぱいだった。
駐輪場に向かいながらも背後にいる日奈子の様子をうかがおうと試みるが、日奈子は俺とは反対方向を向いたままずっとうつむいていた。

 正門前での日奈子の姿をずっと頭に浮かべながら、俺はゆっくりと教室への廊下を進んでいる。
 きっと、はたから見たらかなり気の抜けた表情をしているだろう。
 でも、そんなことを気にしていられるほどの余裕を、俺は今持ち合わせていなかった。
 ただボーッとしながら、たどり着いた教室の中へと入っていく。……すると、
「おっ、主役のご登場だぞ〜!」
 突然の声に驚きながらも声のほうを向くと、そこには本来なら正門前で会っているはずの由紀の姿が。
「主役? ……あぁ、劇のことか」
 俺が思い出して呟くと、
「ちっがいま〜っす♪」
 由紀の隣にいた松葉杖姿のエイミーがそう言って、携帯電話の液晶画面を俺に見せ付けてきた。
 するとそこには……。

「な…なんで……どういうことだ?」

 ……そう呟かずにはいられなかった。
 エイミーが見せてきた液晶画面には……日奈子の家の前にいる二人――俺と日奈子の姿が映し出されていたんだ。
 しかも、ちょうど日奈子が俺の手を掴んで家の中へと誘っている瞬間。
「おっ、もう一人の主役もご到着〜」
 由紀の言葉に慌てて廊下の方を向く。
 するとそこには案の定、登校チェックから帰ってきた日奈子が。
 日奈子は一瞬「えっ?」と呟いたが、由紀がサッと見せてきた携帯電話の液晶画面を見た途端、目を丸くして驚きだす。
「いや〜、昨日二人で帰っていくところを見ちゃったからね〜。こりゃあシャッターチャンスだと思って、ヒナんちに先回りしてたんだ〜♪」
 ものすごく上機嫌な由紀の言葉を聞いた周囲のクラスメイトたちが、興味津々に液晶画面をのぞきこみ始める。

「お〜っ! ヒナやる〜」
「へ〜。結構ヒナって大胆なんだね〜」

 ……そんな楽しそうな声が周囲から聞こえてきた。

 何が……楽しいんだ?
 こんなに人を辱めて。
 単なる冗談のつもりでやってるのか?
――ふざけるなっ!!

 俺の中で感情が爆発しかけた時、

 ガタッ!!

 勢いよく教室のドアが開かれる音と共に、日奈子が外へと走っていってしまった。
――一瞬、教室内に沈黙が走る。
 ……今の日奈子の気持ちは良くわかった。
 多分……俺も、似たような気持ちでいっぱいだ。
 俺は無言で由紀の両肩を掴むと、一気に押し出して壁に寄りかからせる。
 女性恐怖症? ……それがなんだってんだ。
「イタッ! …な…なによ」
 もちろん由紀は多少の痛みを感じているだろうが、そんな痛みは大したものではないだろう。
 俺は由紀の顔を無表情で見据え、そして――。

 パンッ!!

 由紀の顔の真横に見える壁を思いっきり平手で叩いた。
 由紀は言葉を出すことなく、ビクッと身体を振るわせながら怯えた様子で俺を見ている。
「……いくらなんでもやりすぎだろ。……後で謝っとけよ」
 俺は冷たくそう言い放つと、素早く教室から飛び出す。
 クラスメイトたちにどう思われるか。――正直不安だ。
 でも、そんなことを気にしている場合ではない。
 とにかく今は、先に出ていった日奈子を探さなければ。
 そう思うと、自然と走る足に力がこもる。
 でも…日奈子はいったいどこへ向かったんだろうか。
 軽く思考してみるが、全然見当がつかない。
「くそっ!」
 俺はとりあえず思考するのを諦め、とにかく足を動かすことに専念した。

 ……だが、高校もそんな狭いところではない。
 日奈子の姿はなかなか見つからなかった。
 途中、日奈子の携帯電話にかけてみたが、応答なし。
 下駄箱を確認してみたが、靴を履き替えた様子はなかった。
 ……少なくとも、校外には出ていないはずだ。
 すでに一時限目開始のチャイムは鳴った。
 ということは、さすがに授業を行っている教室・施設には居ないだろう。
 だとしたら……あと可能性がある場所は……。
「屋上……か?」
 呟きながらも足は休めない。
 足音が大きくなるのを気にすることなく廊下を走り、一段抜かしで階段を駆け上がる。
 さすがに走りっぱなしで息切れしそうだったが、日奈子の気持ちを考えたら、そんなことで休む気にはならなかった。
 階段を上りきり、屋上へのドアを開ける。
――すると視線の先に、手すりにつかまりながら空を見上げている日奈子の姿があった。

「藤谷さん……」
 ゆっくりと歩を進めながら呟くが、日奈子は振り向かない。
 ……気付いていないのだろうか。
 更に近づいて声をかけると、ようやく気付いたのか、日奈子は一瞬身体をビクッと震わせた後、ゆっくりと、顔をうつむかせた状態で身体をこちらに向けてきた。
(もしかしたら泣いているかもしれない)
 とも思っていたが、日奈子は笑顔を見せていた。
 ……だが、その笑顔は笑顔であって『笑顔』ではなかった。
 明らかに目を腫らせた後があり、向けられた笑顔からは『辛さ』が伝わってくる。
――そして俺は言葉に詰まった。
(俺は日奈子にどんな言葉をかけてあげればいいのだろうか)
 思考しても、答えは導かれてこない。
 放つべき言葉を見出そうと思案しながらも、とにかくゆっくりと日奈子の元へと近づく。
 日奈子の表情がはっきりと視認できる距離にまで近づいたとき、それまで黙って俺を見据えていた日奈子が言葉を紡ぎだした。
「……橘君……私…橘君に迷惑かけちゃってるのかな」
 華奢な身体の日奈子から放たれる言葉はか細く、俺にはただその言葉に聞き入ることしか出来ない。
「私……何か悪いことしてるの? 私がしたことって……『しちゃいけないこと』だったの?」
「そんなこと……ないよ」
 ……何にも気の利いた言葉が浮かんでこない自分に腹が立った。
 俺には…ただ日奈子の言葉に頷くことしか出来ないのだろうか。
 痛切に感じたことの答えを見出すことが出来ないまま、日奈子から新たな言葉が紡がれる。
「……はは。……何言ってるんだろ…私。ゴメン……気にしないで」
 日奈子はそう言うと、再び顔をうつむかせて俺の横を通り過ぎていく。
 ドアが閉まる音を聞くまで、俺は全くその場から動くことが出来なかった――。

 屋上の手すりには、まだ日奈子のぬくもりが残っていた。
 ふと空を見上げると、太陽による日差しが眩しくて、手で日差しを遮らずにはいられなくなる。
(こんな眩しい空を、日奈子は見上げていたのか――)
 ……やはり日奈子は泣いていたんだということを、改めて確信した。
 日奈子が屋上を去ってから数十分。
 その間、俺はずっと屋上で思いにふけっている。
 昨日からの一連の出来事を振り返ると、自分のふがいなさが浮き彫りになって、俺を『俺自身』が傷つけた。
 引っ越してきてから二週間ちょい。
 その間、俺は日奈子にどれだけ助けられてきただろう。
 日奈子のおかげでどれだけの『安心感』を得ることが出来ただろう。
 そして、どれだけ日奈子に『迷惑』をかけてきただろう……。
――思い起こすまでもなかった。

 キーンコーンカーンコーン……。

 一時限目終了のチャイムが鳴るのと同時に、俺は勢いよく屋上のドアを開けて階段を駆け下りた。


「あっ、橘……あの……悪かったな、さっきは。……ゴメン」
 教室に戻ってからまず最初に掛けられたのは、由紀によるそんな言葉だった。
 正直、まだ完全に許す気にはなれなかったが、由紀は心底後悔してる様子だったからとりあえずは許すことに。
 俺がすぐに日奈子に謝ったかどうかを聞くと、「もちろん!」と即座に返してきたから、由紀の後悔の念は本物だろう。
 由紀との会話もそこそこに、周囲を見回して日奈子の姿を探す。
――日奈子は自分の席に座っていた。
 そして、日奈子は何事もなかったかのようにエイミーと談笑している……。
 さっきまでの様子が嘘のように。
 ……でも、この光景を見て安心してはいけないんだ……と、俺は感じた。
 ここで安心してしまったら、今までと変わらない……と。
 俺は今、『自分が出来ること』……『自分にしか出来ないこと』をしなければならないんだ。
 それが何なのか……それは、わからない。
 でも、『自分にしか出来ないこと』かもしれない『こと』は浮かんでくる。
 俺はそれを実行するために自分の席へと向かい、カバンの中からあるものを取り出す。
 そして、すぐ隣の席に座っている日奈子に向かって言った。

「――今日、時間があったら劇の練習、付き合ってくれないか?」

 突然の言葉に、振り向いた日奈子は驚きを隠せずにいた。
 同じように振り向いたエイミーは、『さっきはゴメン』という意思表示なのか両手を合わせて頭を下げた後、扱いに慣れていないであろう松葉杖を操ってその場を離れていく。
 周囲のクラスメイトたちがまた、何か茶茶を入れてくるかもしれないと思ったけど、そういった様子は見られない。
 ……俺が由紀に対して放った言葉が利いたのか……それとも、もしかしたら由紀が何か口添えしてくれたのかもしれないな。
 日奈子は俺の言葉に答えることなく、ただうつむいていた。
 ただ気まずくて俺のことを見ていられないのか……それとも、何かを思案しているのだろうか……。
 それは、俺にはわからない。
――――それでも。
 俺はカバンの中から取り出したもの――演劇の台本を日奈子の机の上で開き、『今の俺』の精一杯な願いを込めて言った。

「――サッシュの役をこなせるようになりたいんだ。……この『キッカケ』を、無駄にはしたくないんだ」

 ……なかなか答えは返ってこなかった。
 それでも、俺はただ答えを待つしかない――。

 俺は……日奈子のために何かをしたかった。
 サッシュの役をこなせるようになることが、日奈子のためになるのかどうか……それは、わからない。
 でも、これが今の俺に出来ること。――『自分にしか出来ないこと』だと思う。
 日奈子が書いた脚本で、最高の演技を出来るようにするということを――。

 キーンコーンカーンコーン……。

 ……それは、二時限目の開始を告げるチャイムだった。
 教室の入り口から先生が姿を現し、周囲のクラスメイトたちは一斉に各々の席に着席する。
「……………」
 ……結局、日奈子から答えを聞くことが出来ないまま、俺は台本を持って自分の席に着席することに。
 台本をカバンにしまいながら日奈子の様子をうかがうが、相変わらずうつむいたまま。
(…………ハァ)
 心の中でため息を吐きながらも、とりあえず教科書とノートを出して授業を受ける体勢に。
 まぁ、あくまで体勢をとってるだけで、その内容は全く頭に入らないだろうけど。
 早速先生が黒板に何か書き始めたのを確認すると、ノートを開いて写し始める。
(……いくら頭に入らないからって、何にもしないわけにはいかないしな)
 ノートに書かれる文字は、そのときの感情によって様々な『形』で記される。
 気分が良いときに書かれた文字は何やら弾んだ感じに見えるし、逆に気分が悪いときに書かれた文字は何やら力のない感じに見える。
 今日の俺が書く文字は……妙に丸みを帯びたものだった。
 それが、どんな感情を示しているのか……。
 ……それがわかれば苦労はしない。
 でも、少なくとも『良い』とか『悪い』とかいった単純なものじゃないことは確かだろう。
 自分自身でもわからないくらいなんだから。
 しばらくすると先生は書くのを止めて、教科書を開きながらいろいろと説明をし始める。
 俺は『黒板に書かれた内容をノートに写す』という作業が出来なくなると、両腕を机の上に乗せながら教科書を開く。
 そして、教科書を見るわけでもなく左にある窓の外を眺め始めた。
 ……空は晴れていたが、遠くの方に雨雲らしきものが確認出来る。
 まだ微かに見えるだけだから問題はないけど、もしかしたら夕方くらいに一雨降るかもしれない。
(失敗した……傘持ってきてねぇや)
 ……なんてことを思っていると、突然右腕に何か軽いものが当たる感触が。
 視線を移すと、そこには綺麗に折りたたまれたルーズリーフがあった。
 多少の疑問を感じながらも、そのルーズリーフを広げてみる。
 するとそこには……。

 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 ☆劇の練習について☆
 今日も部活無いから時間は大丈夫です。
 学校終わったら練習しよ。
 ただ、うちだと家族がうるさいと思うから橘君ちでも大丈夫かな?
 あっ、出来れば学校にいる間に少しでもセリフ覚えてくれると嬉しいな♪
                           ひなこ
 P.S.
 いっぱい心配かけちゃってゴメンね。
 橘君の言葉、嬉しかったです☆

 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 驚いて日奈子の方を向くと、そこにはいつもの控えめな『笑顔』が。
――とにかく、心からホッとした。
 俺はすぐに、日奈子が書いた文章の後に返事を書き始める。
 ……何を書くかは決まっていた。
 一つ目は『練習する場所はうちでかまわない』ということ。
 二つ目に『ある程度セリフは覚えるようにする』ということ。
 そして最後に書くのは……。


――俺も藤谷さんの言葉、嬉しかったよ!


 ===あとがき=====

 第10話で〜す♪
 まぁ…そこそこのペースで皆様にお贈りすることが出来たんじゃないかと思ってるんですけど。
 ……どうでしょうかね(汗)

 え〜、『藤谷日奈子』編の第2話ですね。
 今回は結構短め……かな?
 とりあえず区切りをよくしたいと思っているので、各話ごとに長さがまちまちなのはご容赦ください。
 う〜ん…この第10話では、翔羽の男らしいところを少しは出せたんじゃないかと思います。
 由紀に厳しくあたったり、校内を走り回ったり(笑)

 えっと、次話では本話で書けなかった演劇の練習風景を描いていきたいと思っています。
 ただ、日奈子と二人での練習然り、クラスメイト全員での練習然り、ただ練習してるだけじゃつまらないですよね〜。
 そこらへん、どういった要素を盛り込んでいくか……。
 ……早く考えないとな〜(汗)

 2004/04/21 2:20
 またラブコメから路線が外れてしまっている気がしてならない状態にて(滝汗)



ひとことメールフォーム
(コメント未記入でも、送信可能です♪)
※返信は出来ません。ご了承ください。




>>前のページへ<< ■ >>次のページへ<<